3月30日(水)

3月31日(木)をもって大船渡地区での活動を終了することが決定した。

各地区の診療報告

【大船渡地区】
リアスホール:診療内容 外来30名(男性12名、女性18名)(内科系疾患28名、外科系疾患2名)
内訳:風邪12名,既往症状6名,その他12名

特記事項
大船渡地区は午前10時をもって活動を終了することが決定した。
アスホールでの外来診療に関しては、「JOC(日本オリンピック委員会)」に引き継ぎを行った。
綾里地区の巡回診療については「医療福祉生協連」へ引き継ぎを行った。
明日の予定 朝7時半よりチームミーティングを行い、その後片付け作業及びリアスホール内の関係者へ挨拶を行い、午前10時に完全撤収をする。

【南三陸地区】
ベイサイドアリーナ:診療内容 外来193名(内科系疾患166名、外科系疾患4名、その他(内服依頼、小児科等)23名)。

インフルエンザ疑い患者がいたが、検査結果は陰性であった。
回転性めまいの患者1名、大崎市民病院へ搬送。
CO2ナルコーシスの患者1名、石巻日赤へ搬送。

巡回診療:荒町62名、大雄寺7名、田尻畑7名 松本臨床心理士によるカウンセリング12名(30名に声をかけた内12名受診)。

午後行われたリハビリ体操に28名の参加。小学校での診療補助を継続中。
イスラエルの医療チームに眼科や整形など特殊な検査・診療が必要な患者10名を紹介した。
同チームが所有している医療器材等の利用価値は高いが、採血等のオーダーシステムの利便性が悪く、コメントなどの結果伝達がうまくいっていない。システムの改善が必要なため、現在調整中。 イスラエルスタッフとのコミュニケーションは、診療は海軍病院の清水医師と、その他は通訳の萩原氏を通して行っている。

特記事項
鑓水栄養士は食事の自立を促すため、現地の栄養士と今後の方向性について調整に入った。

【階上地区】
階上中学校:診療内容 外来32名(男性19名、女性13名)(内科24名、外科8名)
巡回診療:岩井崎13名、面瀬中学校18名

【本吉地区】
本吉病院:診療内容 外来78名(男性29名、女性49名)(内科疾患72名、外科疾患4名、小児疾患2名)
救急搬送3名。いずれも千厩病院へ搬送されました。(消化管穿孔疑い、高度脱水(ショック状態)、インフルエンザ疑い(呼吸不全、高血糖を随伴)
現在は栄養士がいないため、以前一時的に行って好評を得た炊き出しは行っていないとのこと。

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(文責:猪俣 森太郎)