4月7日(木)

各地区の診療報告

【南三陸地区】
昨夜の動き 14名(内1件救急搬送)

本日は午前8時頃より診療を開始。ベイサイドアリーナ診療と巡回診療(4ヶ所)をおこなった。

ベイサイドアリーナ内外来診療 内科121名 外科12名 小児科15名(男性61名 女性87名) 計148名
下痢、嘔吐症状などの患者が数名みられたがノロウィルス疑いはいなかった。
1件腹部大動脈瘤にて石巻赤十字病院へ救急搬送を行った。

巡回診療 内科34名 外科2名(男性12名 女性24名)
林生活センター、大雄寺、大上防、大久保の4ヶ所で巡回診療を行った。

メンバー全員の体調は良好。

【本吉地区】
昨夜の動き 内科1名 外科1名 小児科1名(男性1名 女性2名)

本日は午前8時頃より診療開始。午前中のみで内科112名 外科1名(男性47名、女性66名) 計113名の診療を行った。
外来患者の傾向としては投薬のみの患者が大多数を占めている。また、自衛隊のレントゲン撮影車が病院前に配備されたため、数名の撮影依頼をおこなった。
本日の診療合計は 患者総計159名 内科153名 外科3名 小児科3名(男性55名 女性104名)であった。

メンバー全員の健康状態は良好である。

【千葉西小児科チーム】
4月6日の活動報告(追記)
4月6日 PM
・本吉病院での診療4名の外来患児を診察
・気仙沼市街の開業医:三条先生との意見交換  三条 雅英 先生 気仙沼市医師会副会長 快くお話に応じてくださった。

①気仙沼市街地の小児の動向は不透明である。現時点では、診療は震災前と人数の変化はないが、他小児科クリニックの医師がお亡くなりになられた関連で、新患が多いとのこと。
②避難所への診療は、救護所のある避難所からの要請を受けて、訪問はしているが、本吉地区や南三陸町に定期で訪問する予定はないとのこと。
③本吉地区や南三陸町歌津エリアで、小児科部会が支援をすることに関しては、非常にありがたい。
④地域の中核病院である気仙沼市立病院はおそらく、混雑しているだろう。

以上、地域の小児科開業医、三条先生はわれわれの医療活動に関して、好意的でかつ協力的であった。
7日午前1時ころ、無事、千葉西病院へ到着

4月7日~9日の活動予定

4月7日 22:00 千葉西病院出発(医師2名、看護師1名、理学療法士1名)
4月8日 7:30 南三陸町ベイサイドアリーナでの全体ミーティングに参加
9:00~16:00 本吉病院で医師1名診療  別部隊は南三陸町での歌津地区での診療(必要に応じて巡回)
4月9日 9:00~16:00 8日と同様  深夜 千葉西病院帰院予定

【その他】
継続して実施している放射能測定量は、本日も行帰りともに1マイクロシーベルトである。

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(文責 野口 幸洋)