4月12日(火)

各地区の診療報告

【南三陸地区】
昨夜の動き 内科12名(男性3名 女性9名) 小児科1名(男性1名)計13名
うち3名がノロウィルス疑い。簡易検査を行ったがいずれも陰性。17歳男性1人を隔離対応としTMATチームが管理を行った。
現在TMATチームが管理している隔離対応患者が8名(家族を含め18名)である。
明日の南三陸町医療クラスターミーティングで、ノロウィルス発生時の対応について詳細を決定する予定。

ベイサイドアリーナ内診療 内科115名(男性50名 女性65名) 外科15名(男性10名 女性5名) 小児科(男性3名 女性3名)計136名
うちノロウィルス疑い6名。2名は簡易検査陽性にて栗原中央病院へ搬送、2名は隔離対応にて志津川高校へ、2名は軽傷のためベイサイドアリーナ内で経過観察。また、昨日夜間帯でノロウィルス疑いとなりTMAT管理のもと隔離対応を行っていた患者1名を志津川高校へ搬送した。志津川高校では長崎DMATが管理を行っている。

巡回診療
保呂毛地区 内科16名(男性3名 女性13名)
旭ヶ丘   内科37名(男性5名 女性32名)

旭ヶ丘には要リハビリ患者が2名おり、現地本部(志津川病院)へ報告した。
現在、要リハビリ患者がいた場合は現地本部に報告し申請する体制になっている。

またTMATメンバー内で体調不良者が1名出ており、大事をとって仙台病院へ戻り休息することとなった。

【本吉地区】
昨夜の動き 内科2名(男性1名 女性1名)計2名 本日も通常通り診療を開始。外来患者が急激に増加しているとのこと。

本吉病院外来診療 内科236名 外科3名 小児科6名(男性88名 女性157名)計245名 本日の救急搬送はなかった。
また本日より千葉西小児科チームが再合流し巡回診療を中心に活動を行った。 明日より、外来機能を病院1階フロアに移動する予定。

メンバー全員の健康状態は良好である。

【千葉西小児科チーム】
4月11日、夕方の余震のため出発遅らせる。その旨、千葉西医事課へ連絡。
12日4時千葉西発、9時に本吉病院へ遅れる旨連絡。
10時南三陸到着、本部に挨拶。東北大小児科がイスラエルチームの残した施設で18日より通常保険診療開始の情報。TMATに宇治の小児科医師がいることを確認。ベイサイドは任せることにした。歌津中学より乳児健診の希望あり。保健士からの連絡待ち。歌津中学医療チームからは歓迎の挨拶受ける。
12時過ぎ、本吉病院到着。一人医師残し、他、地域巡回。本吉では二人診察。巡回地域の子供達は皆元気だった。各地の総合診療チームがそれなりに初期診療済み。
夕、気仙沼ミーティングに出席。震災医療からは小児科撤退する方針伝える。

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(文責 野口 幸洋)