令和6年能登半島地震 TMAT災害医療活動報告

2024年1月11日 7:00

第9報

1月10日
7:30

TMATミーティング
健康チェック開始。隊員2名が発熱、消化器症状のため休息。

同時刻、本隊宇治チームのメンバーが決定。
宇治徳洲会病院の救急車とワンボックスカーの2台で必要追加物資を詰み輪島市へ向けて出発。
メンバーは下記6名

本隊【宇治チーム】
医師 日並 淳介
看護師 丹羽 香織
看護師 村上 歩紀
薬剤師 藤戸 靖久
救急救命士 能登路 賀一
救急救命士 松原 僚

午前帯

医療ニーズの高い避難者の受け入れ要請があり、感染症室へ受け入れた。
介護度の高い感染症患者は輪島高校内で受け入れることとなり、3名輪島高校へ移動した。

午後

金沢市内への2次避難のため、介護度の高い避難者の移動依頼があり、救命士により市役所へ移動。
他、数名の退所もあり区間整備を行った。
医療調整本部からの依頼により、鳳至小学校へゾーニング指導に1名派遣。

21:00

本隊宇治チームがTMAT活動拠点へ到着。
ここ数日、七尾市~輪島のルートの渋滞が解消されていたが、本日はかなりの渋滞で想定以上に移動時間を要した。

明日、坂元医師、和田看護師、飛谷看護師、松本看護師、石合理学療法士、東救急救命士、小林救急救命士の7名が活動終了となり、宇治チームのワンボックスカーにて金沢駅まで移動する予定。
本日の診療:48名 主に消化器症状及び上気道炎、発熱といった内科疾患の対応を行った。

 

なお、令和6年能登半島地震 TMAT支援活動のクラウドファンディングを開始しています。
ご支援ご協力をお願いいたします。

TMAT 令和6年能登半島地震クラウドファンディング

TMAT令和6年能登半島地震クラウドファンディング

 

事務局担当
野口 幸洋(NPO法人TMAT 事務局長 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO法人TMAT 一般社団法人徳洲会東京本部)

文責 事務局 野口 幸洋

【令和6年能登半島地震】活動報告第9報PDF