令和6年能登半島地震 TMAT災害医療活動報告
2024年1月12日 7:00
第10報
1月11日
7:30
TMATミーティング
隊員の健康チェック実施、体調不良はなし。
先遣隊第 4 班神戸チームが全て撤収のため輪島市の職員にも挨拶をしてまわりを行う。
8:30
飛谷看護師、東救急救命士、小林救急救命士は神戸の救急車にて自院を目指して出発。
坂元医師、和田看護師、松本看護師、石合理学療法士は宇治チームのワンボックスカーにて金沢駅に移動、そこから新幹線にて自院へ帰還する予定。
午前
前日夜到着した、宇治チームのオリエンテーションの避難所案内。感染症患者の退室を行い、3 階感染症を一旦閉鎖した。
12:00頃
坂元医師たちが金沢駅へ到着。神戸病院3名も金沢市を通過。昨日工事渋滞が発生していた七尾市~穴水間は金沢方面には規制がなくスムーズに移動ができた。輪島方面は依然として渋滞しており徐行している状況。
午後
- 避難所の環境整備を実施。また、避難所内にラップポンが 10 個設置された。
- 医療調整本部からの依頼により、輪島消防署に感染症患者が増えているとのことで環境調整依頼あり町田医師、浅野看護師、吉川薬剤師にて介入。また、昨日に引き続き鳳至小学校のゾーニングに入り段ボールやポップアップテントの準備を行った。
- 医療調整本部より孤立集落にいた要介護者の受け入れ要請があり、福祉避難所へ 1 名受け入れた。
本日より医療調整本部会議が 16 時 30 分からの 1 回だけに変更となり、19 時からリーダーミーティングが追加された。
本日の診療:33 名 主に消化器症状及び上気道炎、発熱といった内科疾患の対応を行った。
なお、令和6年能登半島地震 TMAT支援活動のクラウドファンディングを開始しています。
ご支援ご協力をお願いいたします。
事務局担当
野口 幸洋(NPO法人TMAT 事務局長 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO法人TMAT 一般社団法人徳洲会東京本部)
文責 事務局 野口 幸洋