2026年8月21日 21:00
第24報
■ 災害概要
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」(M7.1、最大震度7)に対し、TMATは熊本県八代市にて緊急医療支援を継続している。八代トヨオカ地建アリーナを活動拠点とし、感染対応、避難者の健康管理、要支援者の把握・引き継ぎ調整を実施している。8月21日は、診療所での通常診療を終了して有事対応へ移行するとともに、熊本南病院看護師やDWAT、八代市等と連携し、避難者情報の集約と今後の支援体制整備を進めた。
■ 行動経過・活動実績(2026年8月21日)
【夜勤帯(8月20日夜~21日)】
夜勤者:佐野看護師、中世古看護師
・心疾患の既往がある避難者からむかつきの訴えがあり、バイタルサインを確認。状態は安定しており、頓用降圧薬は使用せず経過観察とした。
・日中に受診した避難者の体調確認を行った。
【日中活動】
リーダー:佐野看護師(夜勤明け)
【アリーナ支援・要支援者把握:髙木看護師、川﨑看護師、西嵜看護師、熊本南病院看護師3名】
午前(8:30~12:00)
・市から依頼された避難者状況把握カード作成のため、熊本南病院看護師と協力してアリーナ内を巡回し、避難者への聞き取りを実施した。
午後(13:00~17:00)
・引き続き避難者状況把握カード作成のための巡回・聞き取りを実施した。
・TMAT、熊本南病院看護師、DWATが収集した情報を集約し、市が管理する避難者情報へ追記してデータ化した。
【診療:中野医師】
・診療所での診察は終了し、有事対応のみとした。
・8月21日をもって診療所での通常診療は終了し、今後は有事対応のみとする。体調不良者については必要時に関係機関・地域医療へつなぐ。
【感染対応・環境整備:原看護師】
・拡充した2階会議室の感染隔離スペースについて、DICTと連携して環境整備を実施した。
・感染隔離中の避難者の健康チェックを実施し、問題がないことを確認した。
【巡回支援】
・本日は巡回診療を実施予定無し。
【ロジスティクス・本部調整】
・日報・調整会議資料を作成し、引き継ぎ用の避難者データ入力を継続した。
・インスリン使用者の薬剤確認を実施した。
・13:00から保健医療福祉調査会議に参加した。
・避難者の気分転換を目的とした夏祭りの企画準備を進め、ポスターを作成・掲示した。あわせてDVTを含む健康チェックコーナーの設置を計画した。
【断水対応】
・市より、8月22日に予定されていた水道停止は一旦保留となった旨の報告あり。今後の市からの連絡を確認する。
本日は、感染症への対応や診療を継続しながら、要支援者情報の整理、2階保護スペースの拡大、周辺避難所への巡回を実施した。また、本日をもって、避難所救護所における診療をすべて終了した。今後、体調不良者が発生した場合は、地元医療機関へ引き継ぐこととする。引き続き、避難者の健康状態や生活上のニーズを丁寧に確認するとともに、必要な支援について、行政・地域医療・福祉関係者へ確実に引き継ぎ、切れ目のない支援につなげていく。

[熊本南病院スタッフと情報共有を行う川﨑看護師]


[明日の夏祭りの準備を進める様子]
事務局担当
野口 幸洋(NPO 法人 TMAT 事務局長/一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO 法人 TMAT/一般社団法人徳洲会東京本部)
浅野 京香(NPO 法人 TMAT/医療法人徳洲会徳之島徳洲会病院)
文責 事務局 野口 幸洋





