2026年8月29日 21:00
第32報
■ 災害概要
7月28日に発生した「令和8年熊本地震」(M7.1、最大震度7)に対し、TMATは熊本県八代市にて緊急医療支援を継続している。八代トヨオカ地建アリーナを拠点とし、避難者の健康管理、感染対策、環境整備、関係機関との調整を行っている。8月29日は、活動終了に向け資機材整理・清掃、避難所フロアマップの引継ぎを実施した。また、活動全体における薬剤使用傾向の取りまとめ、小アリーナの環境整理、昼食時の手指消毒動線・掲示物の改善、および食事配布時の密回避に向けたYMCA・市役所へ検討を依頼した。
■ 行動経過・活動実績(2026年8月29日)
【日中活動(午前帯)】
09:00
TMAT、YMCA、日赤、DWAT、市役所職員参加の全体ミーティングに出席した。8月30日をもってTMATが活動終了する旨を周知し、今後の運営主体をYMCA、医療・福祉ニーズ対応を日赤および熊本南病院が担う体制を確認した。
09:30
翌日の移動に向け、持参資機材の整理を開始した。
10:20
池之上看護師にて避難所フロアマップの修正・更新を実施し、今後の更新管理をYMCA主体で行うよう申し送った。
10:30
渡辺薬剤師にて災害診療記録を参照し、活動隊ごとの薬剤使用状況・傾向を取りまとめた。
大川看護師、久保山看護師にて小アリーナの清掃を実施し、周囲へ清掃の重要性を周知した。
小西看護師にて小アリーナ内区画整理の補強・修正を行った。
11:00
小アリーナ内の手指消毒消費量低下を受け、小西看護師、池之上看護師にて手指衛生の実施呼びかけの掲示・表示方法を検討した。
11:30
昼食配布時の手指消毒自主性低下に対し、大川・久保山看護師にて避難者の行動傾向を観察・共有のうえ、小西看護師が消毒液の設置場所を修正した。また、待ち時間の長さと密環境の改善に向け、YMCAおよび市役所職員へ配布時間・方法の柔軟な検討を依頼した。
【日中活動(午後帯)】
13:30
大川看護師、久保山看護師にて小アリーナの再清掃を実施した。池之上看護師にて手指消毒設置場所への案内掲示を行った。
13:40
小西看護師にて昼食配布場所専用の手指消毒台および啓発ポスターを作成・設置した。
14:00
活動終了に向け、持参資機材の整理および清掃を実施した。
15:30
全体ミーティングに出席し、本日の活動を終了した。
本日は救急要請なし。医療機関受診者なし。
本日は活動終了前の最終調整として、フロアマップ等の管理権限をYMCAへ円滑に移管するとともに、避難所内の感染予防環境と食事配給時の混雑対策を整えた。今後も現地関係機関(YMCA・日赤・熊本南病院)への確実な引き継ぎを完遂し、地域主体による避難所運営・医療支援体制への移行を完了させる。
TMATは地元医療機関の復旧状況、全ての八代トヨオカ地建アリーナ内の避難所生活・医療支援、安全衛生管理活動が市役所職員やYMCAおよび地元関係機関へ切れ目なく引き継がれたことを確認し、TMATは8月30日をもってすべての活動を終了することとした。
事務局担当
野口 幸洋(NPO 法人 TMAT 事務局長/一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO 法人 TMAT/一般社団法人徳洲会東京本部)
浅野 京香(NPO 法人 TMAT/医療法人徳洲会徳之島徳洲会病院)
文責 事務局 野口 幸洋





