11月8日から9日にかけてフィリピン中部地区を通過した台風30号(HAIYAN)
は同地域に甚大な被害をもたらしたと報じられた

1110日 

9:00頃 TMAT事務局で情報収集活動が開始される

10:00頃 フィリピン・レイテ島を中心に死者1000人超えの可能性が報じられる。

12:00頃 フィリピン政府より日本政府に対して支援を要請。国際緊急援助隊の派遣が決定。

14:00頃 レイテ島警察当局の話として「死者数1万人の可能性」と報じられる。

17:00頃 現時点までの被害状況をTMAT理事に報告。先遣隊派遣を視野に準備を開始。

11月11日

12:00頃  NPO法人TMATによる先遣隊派遣を決定。

15:00頃  国際緊急援助隊23名がフィリピン・マニラに向け出発。

17:00頃  先遣隊メンバーが決定される。

髙力 俊策 医師/隊長 湘南藤沢徳洲会病院

荒尾 修平 看護師  四街道徳洲会病院

西村 浩一 看護師  松原徳洲会病院

佐藤 晴彦 薬剤師  中部徳洲会病院

萩原 幹朗 事務   徳洲会東京本部

翌12日14:25発便にてフィリピン・セブ島を目指す事を決定。(本日はセブ島へ宿泊予定)

1112日

12:00頃 メンバーは成田空港に集合しブリーフィングを実施。

1425成田空港発 フィリピン航空433便にてセブ島へ出発。

19:40頃 フィリピン・セブ島 セブ空港到着

21:00頃 明日の活動についてミーティングを実施。以下のよう決定。

セブ島に到着した先遣隊5名は明日より本格的な活動を開始する。

セブ島にてセスナ機を運営する民間航空会社(日本人が経営)の協力を得られる事ができ、高力隊長、西村看護師、
萩原コーディネーターの3名が明日午前8時にレイテ島へ向かうこととなった。ただし、被害の甚大であるタクロ
バン空港は使用制限がかかっているため、レイテ島西側にある町「オルモック」に向かい、陸路にてタクロバンを
目指す予定。

荒尾看護師、佐藤薬剤師はセブ島に残り在フィリピン日本大使館セブ出張駐在官事務所を訪問と情報収集活動、
現地活動物資の調達を行う予定。

また、レイテ島に向かう3名も同日中にセブ島に戻り、14日早朝に メンバー全員で空路にてタクロバンに向かう
予定となっている。

22:00頃  セブ空港近くを宿営地として、本日の活動を終了。
     なお、セブ島は熱帯低気圧の発達により大雨と雷の天候となっている。

                                       文責 事務局 野口幸洋
高力医師を隊長とする先遣隊5名と事務局

高力医師を隊長とする先遣隊5名と事務局

セブ空港到着後、日本人向け現地雑誌編集者から情報収集

セブ空港到着後、日本人向け現地雑誌編集者から情報収集

セブ空港にて物資輸送について交渉を行う高力隊長と萩原コーディネーター

セブ空港にて物資輸送について交渉を行う高力隊長と萩原コーディネーター