令和6年能登半島地震 TMAT災害医療活動報告

2024年1月21日 7:00

第19報

1月20日
8:00

ふれあい健康センター内ミーティングを実施。鈴木医師、久保山看護師参加。

午前帯

コロナウイルス、インフルエンザ隔離部屋に段ボールベッド各7床(計14床)設置。
医療調整本部から段ボールベッドの導入を勧めてほしいとのこと、今後避難所全体に設置する予定。

9:30頃

DICT(災害時感染制御支援チーム)による避難所の感染状況及びゾーニングの視察。
その他、JMAT、JDATの視察あり。
鈴木医師が対応し今後の方針などを話し合う。

10:00頃

浦部医師、高木看護師、松本看護師、池田看護師、渡辺ロジが本日で活動終了。金沢駅を経由し、帰路につく。

午後帯

90代の高齢避難者に段ボールベッドを提供し利便性を周知した。
福祉部屋では、褥瘡のある避難者がおり、褥瘡処置や検温を実施した。
徐々に発熱者などは減少傾向にあるが、咳嗽など呼吸器症状は継続している。

避難所近くに地元の入浴施設があり、軽度の介助を必要とする避難者が入浴を希望されたため、入浴施設に許可を得て入浴介助を実施。

本日の診療15名、ほぼ感冒症状。1件外傷後の継続処置を行った。
新規のコロナ陽性は1名であった。

なお、令和6年能登半島地震 TMAT支援活動のクラウドファンディングを開始しています。
ご支援ご協力をお願いいたします。

TMAT 令和6年能登半島地震クラウドファンディング

TMAT令和6年能登半島地震クラウドファンディング

 

事務局担当
野口 幸洋(NPO法人TMAT 事務局長 一般社団法人徳洲会東京本部)
阪木 志帆(NPO法人TMAT 一般社団法人徳洲会東京本部)

文責 事務局 野口 幸洋

【令和6年能登半島地震】活動報告第19報PDF